韓国のある小さな中小IT企業で、未経験〜3年目ほどのエンジニアを募集したところ、
たった2日で150名以上の応募があった。
それを見ると、40代半ばの中小企業エンジニアの人生も楽ではないけれど、
20代・30代の若手エンジニアたちの人生も決して楽ではないのだと思う。
20年前も就職は難しかったが、今の方が環境的にはずっと良いはずなのに、
体感的な就職の難しさはあまり変わっていない気がする。
コロナ禍の頃を思い出すと、あの時のエンジニアの待遇は今とは比べものにならないほど良かった。
「エンジニア戦国時代」とまで言われたあの時代を思うと、今の状況は本当に皮肉だ。
春は、もう一度訪れるのだろうか。
── これは、韓国の小さな中小IT企業の一人のエンジニアの視点からの話である。